Crunch ice!
猛暑と猛雨の繰り返す8月…東京より沖縄の方が涼しい日があるとは夢にも思いませんでした。
こんな暑い日には冷たい飲み物が五臓六腑にしみわたりますね。
飲食店でも家庭でも、こんな暑いときに氷をブロックごとクチに頬張っては「バリボリ」と噛み砕くヒトもお見掛けします。
「噛み砕く」「すりつぶす」などの行為は脳に刺激を与え、ドーパミン分泌を促し快感気分に至る「ちょっとクセになる」動作です。
何事も適度が大事なわけですが、度が過ぎると自傷行為や依存行為に繋がります。
日本は古来より「よく噛む」ことが根付いた食文化ですが、古来と現代では食事情が異なるため噛む回数よりも噛み方への注意へと見直されています。
本題に戻り「氷をバリボリ…」ですが、氷はやっぱり硬すぎるのではないでしょうか…⁉
歯医者受診理由にも「硬いものを噛んで歯が欠けた」はランキング上位にありますので氷はドンピシャです‼
(氷を噛んで歯がしみた?…そりゃそうですよ。)
この夏も「氷を噛んで歯が欠けた」との受診はデジャヴのようにやってきます。
ここで「氷の問題」と「歯の問題」のそれぞれに注目していきましょう。
【氷の問題】
飲食店を中心に、人に出す氷は見せる氷として透明度の高いモノが多いです。
製氷工程で空気(気泡)を抜くと透明感のあるきれいな氷が出来上がります。
そのため緊密性も増してより硬い氷となります。
家庭の冷凍庫で作る製氷の多くは中に気泡が混ざりこんで、霜がかった氷となります。
中に気泡が入ることで嚙みこんだ際に適度なチカラで噛み砕けてくれますが、気泡の少ない緊密な氷は中々噛み砕けてくれません。
【歯の問題】
歯に虫歯や亀裂があったり、経年劣化で歯質が薄くなると衝撃や継続負荷にも弱くなりやすくなります。
亀裂⁉…と言われてもピンとこないかもしれませんが、「噛む」行為自体が歯と歯の衝突行為ですし生まれて食べる行為を初めてから現在まで食べる度にぶつかり合っていれば大なり小なりヒビが入るのも当然でしょう。
【氷の問題】と【歯の問題】が重なり合えば、氷を嚙み砕いた結果もイメージ出来ますでしょうか?
もちろん様々な要因や偶然が重なることより起こるリスクの一つで、「災難だったねぇ…」と思わざるを得ません。
氷も選び方や食べ方次第でそんな不慮の事故も防ぎようもあります。
噛み砕けるような氷菓だったり、舐めて溶かしてまた舐めて噛み砕きやすいサイズまで調整したり…こんなひと工夫でだいぶ変わると思いますので氷を召し上がるときはご参考ください。
☆ ☆ ☆
このネタは「氷」を「飴玉」「ブロックチョコレート」「煎餅」など硬いバリボリな食べ物に置き換えても、ほぼ同等に使いまわせた内容でした。
これらも同様にご注意しながら美味しくお召し上がりください。
